ポリペプチド並びにポリヌクレオチド、並びに薬剤および生物製剤生産のための薬剤標的としてのその利用
专利摘要:
本発明は、免疫および非免疫ベースの治療薬の生産並びに疾患診断のための新規の標的に関する。より具体的に、本発明は、共刺激ファミリーメンバーと予想され、肺癌、卵巣癌および結腸癌を含む癌に差次的に発現されるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原に対する治療抗体、並びに診断および治療の用途を提供する。また、B7共刺激を調節するため、自己免疫の治療などの関連する治療のための、これら抗体の利用も提供される。さらに、本発明は、免疫療法、癌治療、および薬剤開発のための適切な標的である、VSIG1およびその変異体、FXYD3およびその変異体、ILDR1およびその変異体、LOC253012およびその変異体、AI216611およびその変異体、並びにC1ORF32およびその変異体の細胞外領域の発見に関する。 公开号:JP2011505792A 申请号:JP2010524119 申请日:2008-09-03 公开日:2011-03-03 发明作者:キナル,ヤロン;コイフマン,シンティア;コーエン−ダヤグ,アナト;サメアチ−グリーンワルド,シャーリー;ダッサ,リアト;トポリク,アミル;ネムゼル,セルゲイ;ノヴィク,アミト;ビエマン,メラヴ;ブビス,マリナ;ペルガム,タニア;ミロ,ダリト;モンティア,イヴ;レビ,オフェル;レビン,ズリット;ローゼンバーグ,アヴィ;ロトマン,ガリット;ワラチ,シラ 申请人:コンピュゲン エルティーディー.; IPC主号:C12N15-09
专利说明:
[0001] (関連出願) 本発明の請求項は、いずれも2007年9月4日に出願された、米国仮出願第60/969,865号、第60/969,799号、第60/969,780号、60/969,806号、第60/969,769号、および第60/969,788号に基づく優先権を享受するものであり、該仮出願は、参照によりその全体が取り込まれる。] [0002] (技術分野) 本発明は、特定の組織に特異的に発現する特定のタンパク質、並びに治療および診断標的としてのその利用に関する。より具体的に、本発明は、特定の癌で特異的に発現し、それ故に免疫療法、癌治療および薬剤開発に適している、VSIG1タンパク質およびその変異体、FXYD3およびその変異体、ILDR1およびその変異体、LOC253012およびその変異体、AI216611およびその変異体、並びにC1ORF32およびその変異体に関する。さらに、本発明は、VSIG1タンパク質およびその変異体、FXYD3およびその変異体、ILDR1およびその変異体、LOC253012およびその変異体、AI216611およびその変異体、並びにC1ORF32およびその変異体の、免疫療法、癌治療および薬剤開発に適している細胞外領域の発明に関する。] [0003] また、本発明のいくつかのタンパク質は、そのB7−様構造から、免疫共刺激に関与していると思われるため、本発明は、免疫調節因子としての、並びに免疫治療、特に癌および自己免疫疾患などの免疫関連疾患を治療するための、これらのタンパク質の利用またはこれらのタンパク質を(作動剤および拮抗剤的に)調節する薬剤に、さらに関する。さらにより具体的に、本発明は、予防および治療抗体並びに、本発明のタンパク質若しくはその可溶性または分泌部分、特に細胞外領域に、特異的に結合する同抗体および抗体断片を用いる治療法および診断法に関する。] 背景技術 [0004] 腫瘍抗原は、バイオマーカーおよび薬剤標的として理想的に位置し、単独療法または従来の癌療法と合せて用いられる、能動および受動免疫療法剤の新しいストラテジーの開発において重要な役割を果たしている。腫瘍抗原は、腫瘍細胞にのみ発現し、正常組織には発現していない腫瘍特異抗原(TSA)または、腫瘍細胞に過剰に発現し正常組織でも低いレベルで発現している腫瘍関連抗原(TAA)のいずれかに分類される。] [0005] TAAおよびTSAは、免疫寛容を破り、免疫系を刺激するストラテジーを用いる受動(抗体)療法および能動免疫療法の標的として有効であることが証明されている。これらの療法のアプローチによって標的とされる抗原エピトープは、非腫瘍細胞と比べて腫瘍細胞において過剰に発現され、機能活性を妨げ、細胞増殖を阻害し、細胞死を誘発する抗体によって標的にされる。] [0006] モノクローナル抗体が試験されてきた腫瘍関連抗原、または癌治療として使用されている腫瘍関連抗原の数が増加してきている。ヒト悪性腫瘍に発現する新しい腫瘍抗原の特定とその分子的特性の解析は、腫瘍免疫学の分野で盛んに行われている。免疫療法の標的候補として腫瘍関連抗原を特定するために、ゲノミクスやプロテオミクスに基づいたハイスループットのバイオインフォマティクスのアプローチなどの、いくつかのアプローチがとられてきた。新規のTAAまたはTSAを特定することによって、免疫認識の標的対象となる腫瘍抗原の範囲が広がり、非改変または複合のモノクローナル抗体などの、受動的免疫療法の治療剤開発のための新しい標的分子が提供される。また、そのような新しい抗原は、能動または養子免疫療法のより効果的な治療ワクチンへの方向性を示し得る。] [0007] 癌ワクチンは、腫瘍抗原の投与を伴い、並びに、免疫寛容を破り、腫瘍に対する活性化T細胞応答を誘発する。ワクチン療法は、裸のDNA、ペプチド、組み換えタンパク質および患者自身の腫瘍細胞が、ワクチンの供給源として用いられる全細胞療法を含む。特異的な腫瘍抗原を特定することで、樹枝状細胞に関連タンパク質またはペプチドに取り込ませる、若しくはベクターDNAまたはRNAをトランスフェクションして、ワクチンをより頻繁に、樹枝状細胞療法によって実施する。] [0008] 癌の治療に対する抗TAA抗体の主な用途は、裸の抗体を用いた療法、薬剤抱合抗体を用いた療法、細胞性免疫との融合療法である。その発見以来、抗体は、薬剤、毒素、放射性同位体など毒性のある剤を、標的としない正常組織に影響を及ぼすことなく、罹患部位に特異的に運ぶと思われる「特効薬(magic bullets)」として想定されていた。実際、抗体および特に抗体断片は、放射性同位体、薬剤および毒素などの細胞毒性物質の担体として機能することができる。そのような免疫抱合体を用いる免疫療法は、裸の抗体を用いる療法より効果的である。] [0009] 裸の抗体(リツキサン(Rituxan)およびキャンパス(Campath)など)並びに抱合抗体(ベキサール(Bexxar)およびゼヴァリン(Zevalin)など)の血液悪性腫瘍での非常に大きな成功とは対照的に、固形腫瘍の免疫療法ではわずかな成功が達成されたのみであった。免疫療法の固形腫瘍への成功利用における主な制限のひとつは、完全な免疫グロブリンの大きな分子サイズであり、その大きさのため、血中半減期は長いが、腫瘍への浸透および取り込みは乏しい。実際、投与した抗体の、非常に少量(わずか0.01%)のみが、腫瘍に達する。そのサイズに加え、固形腫瘍の細胞表面に発現する標的抗原に達する前に、抗体は、他の障害物と遭遇する。障害としては、大きな腫瘍における不十分な血流、血管内皮の透過性、腫瘍間質の間質液圧の上昇、および異種の抗体発現が挙げられる。] [0010] 抗体工学の出現にともない、向上した腫瘍浸透を示す低分子量抗体断片が、作成されてきた。そのような抗体断片は、細胞毒性分子に抱合されていることが多く、それら抗体を癌細胞に選択的に運ぶように設計されている。しかし、免疫抱合抗体断片をもってしても、固体腫瘍は、依然として大変な難題である。] [0011] 最適化のストラテジーの新しい波は、固形腫瘍による障害を調節する生体改変因子の利用を含む。つまり、抗体または抱合抗体断片と組み合わせて、様々な作用因子が、腫瘍血流を改善し、血管浸透性を向上し、間質細胞および細胞外基質成分を調節して、腫瘍間質液圧を下げ、標的抗原の発現を増加し、治療剤の浸透および保持を向上するために、使用されている。] [0012] 抗体を用いる免疫療法は、化学療法などの標準的な療法との組み合わせ、および多岐にわたる生体作用因子との組み合わせの絶好の機会を表し、相乗効果を生みだす。実際、抱合されないmAbは、他の抗体を含めた他の治療剤と組み合わせて使用した場合、より効果的である。] [0013] 免疫療法に対する免疫系応答の他の構成要素は、細胞性応答、特に、T細胞応答および細胞傷害性T細胞(CTL)の活性化である。腫瘍退縮を媒介するにあたっての免疫系の効率は、生理的免疫監視、ワクチンによる感作またはにT細胞の養子免疫伝達を通した抗体−特異的T細胞応答の誘発に依存する。多様な腫瘍関連抗原が特定され、免疫療法の方法が試されてきているが、客観的臨床応答は稀である。この理由としては、効果的なT細胞応答を生む現在の免疫療法のアプローチ、T細胞応答を妨げる制御細胞の存在、負の共刺激分子の発現を通した細胞傷害性T細胞の不活性化などの腫瘍が進行する他の回避機構が挙げられる。癌に対する効果的な免疫療法は、適当な腫瘍特異抗原の使用、抗原性ペプチド、APCおよびT細胞の間の相互作用の最適化、および免疫療法の効果を損なう負の制御機構の同時遮断が必要であろう。] [0014] T細胞活性化は、防御免疫応答および病原性免疫応答を進めるにあたり中心的な役割を果たし、多くの重要な事象によって先制または中断され得る、注意深く編成された一連の特異的な段階の完了を必要とする。未感作T細胞は、生産的に活性化されるために、抗原提示細胞(APC)から2つの独立したシグナルを受けなければならない。まず、シグナル1は、抗原特異的で、T細胞抗原受容体がAPC上の適当な抗原−MHC複合体と出会う際に生じる。第2の抗原と独立したシグナル(シグナル2)は、APCに発現したリガンドとかかわるT細胞共刺激分子を通して伝わる。共刺激シグナルが無ければ、T細胞活性化は、弱められ中断される。これによって、(T細胞アネルギーとして知られる)抗原特異的非応答またはT細胞アポトーシス死となる。] [0015] 共刺激シグナルは、刺激性(正の共刺激)または阻害的(負の共刺激または共阻害)であり得る。正の共刺激は、未感作T細胞の最適な活性化のために必要であり、負の共刺激は、自身に対する免疫寛容の獲得、エフェクターT細胞機能の停止に必要である。また、共刺激シグナル、特に正の共刺激シグナルは、B細胞の活動の調節に関与している。例えば、B細胞の活性化および胚中心B細胞の生き残りは、抗原による刺激に加えT細胞由来のシグナルを必要とする。] [0016] 正および負の共刺激シグナルはともに、細胞性免疫応答の制御において重要な役割を果たし、これらのシグナルを媒介する分子は、免疫調節のための効果的な標的であることが証明されている。この知見に基づいて、共刺激分子を標的とするいくつかの治療アプローチが開発されてきており、癌および自己免疫疾患の予防および治療、並びに同種移植の拒絶に有用であることが示された。それは、それぞれ、これら病態をもつ対象における免疫応答の作動すること、または停止を阻止することによる。] [0017] 通常、共刺激分子対は、APC上に発現するリガンドとT細胞に発現するその同族受容体からなる。良く特徴付けられたB7/CD28およびCD40/CD40L共刺激分子は、初期T細胞活性化において重要である。近年、さらにいくつかの共刺激分子が特定され、それらは、B7/CD28またはTNF/TNF−R遺伝子ファミリーに属する。共刺激TNFRファミリーメンバーの効果は、しばしば、機能的に、時間的に、空間的に、CD28ファミリーメンバーの効果およびファミリー内のメンバーの効果と互いに分けて考えら得る。異なる共刺激因子による、T細胞活性化/生存シグナルの順次的および一時的制御は、T細胞生存を厳格にコントロールしつつ、その応答の長い持続を可能にするように機能し得る。] [0018] B7ファミリーは、免疫応答を制御するリンパ球上の受容体と結合する、構造的に関連した、細胞表面タンパク質リガンドからなる。B7−ファミリーメンバーとその対応する共刺激受容体、通常、CD28−関連ファミリーとの相互作用は、免疫応答を増強し、一方、CTLA4などの共阻害受容体との相互作用は、免疫応答を減衰する。B7ファミリーのメンバーは、構造的に関連し、20〜40%のアミノ酸同一性をもち、可変および定常免疫グロブリン領域に関連したタンデム領域を含む細胞外領域を有する。] [0019] 現在、7つのファミリーメンバーが知られている。B7.1(CD80)、B7.2(CD86)、B7−H1(PD−Ll)、B7−H2(ICOS−L)、B7−DC(PD−L2)、B7−H3、およびB7−H4であり、それぞれ、独自の機能をもつが、多くは重複する機能をもつ。明らかに、免疫系において個々のB7分子は、不可欠な独自の特定分野を発達してきた。B7ファミリーメンバーの特有の特定分野が、細かく調べられるにつれて、その診断および治療の可能性は、より明らかになってきている。B7スーパーファミリーメンバーの多くは、最初は、T細胞共刺激分子として特徴付けられた。しかし、最近になって、それらは、またT細胞応答を共阻害し得ることが明らかになった。つまり、B7ファミリーメンバーは、免疫応答において反対の効果をもち得る。] [0020] 免疫系の正常な機能の中心となるのは、自己とそれ以外非自己とを区別する能力である。それをし損なうことは、自己免疫疾患の発症を招き得る。たいていの自己免疫疾患は、自己反応性T細胞および/または自己抗体を伴う。従って、自己反応性リンパ球を阻害または除去する能力を有する薬剤は、有望な治療可能性がある。そのうえ、そのような免疫抑制活性を呈する薬剤の使用は、移植を受けた患者におけるアロ抗原に対する通常の免疫応答を阻害するためにも有益であるはずである。つまり、病原体に対して防御する免疫系の能力を損なうことなしに、共刺激シグナルを調節することができる新しい薬剤は、そのような病態の治療および予防に非常に有利である。] [0021] 自己およびアロ抗原への免疫応答を制御におけるB7ファミリーメンバーの重要性は、B7−ファミリー遺伝子に突然変異をもつマウスにおける免疫不全および自己免疫疾患の発現によって示された。従って、B7リガンドによって伝わるシグナルを操作することは、自己免疫、炎症性疾患および移植拒絶反応の治療における可能性を示してきた。このアプローチは、少なくとも部分的に、自己またはアロ反応性T細胞の最終的な除去に依り、それはおそらく、(細胞生存遺伝子を誘発する)共刺激なしには、T細胞はアポプトーシスの誘発を極めて受けやすくなるからである。] [0022] 慢性疾患を治療するために免疫系を抑えることは、免疫療法の主要な目標である。能動および受動免疫療法が、効果的な治療戦略として、有能であることが示されてきた。モノクローナル抗体または受容体Fc−融合タンパク質を用いる受動免疫療法は、十分に発達し、臨床での大きな成功を示してきた。そのような治療剤の認可数は伸びてきており、同種移植拒絶反応の防止または自己免疫疾患および癌の治療に対して、臨床試験中である。能動免疫療法(すなわち、ワクチン)は、通常、急性の自己限定的感染症を引き起こし、続いて免疫をもたらす病原体に対して効果的で、人類を苦しめる感染症を予防する取り組みの最前線にある。しかし、能動免疫療法は、癌または慢性感染症に対して効果は少ない。これらは、正常な免疫応答を回避するストラテジーを発達させるからである。これらにはいるのが、B7−H1およびB7−H4などのB7ファミリーの負の共刺激因子であり、それらはある種の腫瘍に多く発現し、免疫細胞が媒介する攻撃からの局地的な防御を可能にする。] [0023] 腫瘍退縮を媒介することにおける免疫系の効率は、生理的免疫学的監視、ワクチンによる感作を通しての、またはT細胞の養子移植に続いての、抗原特異的T細胞応答の誘発に依る。多種の腫瘍関連抗原が特定され、多くの免疫療法の方法がテストされてきているが、客観的な臨床における応答は、稀である。この理由としては、現在の免疫療法アプローチは、効率的なT細胞応答を生むことができないこと、T細胞応答を阻害する制御細胞が存在すること、負の共刺激分子の発現を通した細胞傷害性T細胞の不活性化などの、腫瘍が進行する他の回避機構が挙げられる。癌に対する効果的な免疫療法は、適当な腫瘍特異的抗原の使用、抗原ペプチド、APCおよびT細胞の間の相互作用の最適化、並びに免疫治療効果を妨げる負の制御機構の同時遮断を要すると思われる。] [0024] B7ファミリーの共刺激因子は、抗腫瘍免疫応答の活性化および阻害において重要な役割を担っている。これら分子を標的にした新規の薬剤は、免疫応答の調節および癌免疫療法の改善において重要な用途を見出され得るであろう。そのような薬剤は、患者において抗原に対する免疫応答を高める役割をするアジュバントとして、腫瘍特異的抗原と共に投与され得であろう。さらに、そのような薬剤は、腫瘍特異的T細胞集団が拡大し、腫瘍細胞を攻撃し破壊するように導く、養子免疫療法などの他の種類の癌免疫療法にも有用であり得であろう。そのような抗腫瘍応答を増強できる薬剤は、大きな治療可能性を有し、腫瘍免疫療法の障害を乗り越える取り組みにおいて有益であり得る。] [0025] 受動腫瘍免疫療法は、免疫系の優れた選択性および溶解能(lytic capability)を利用する。腫瘍特異的な抗原を標的とし、正常組織への損傷を最小限にして、悪性腫瘍疾患を治療する。いくつかのアプローチが、免疫療法の標的の候補としての新しい腫瘍関連抗原の特定に利用されてきた。新規の腫瘍特異的抗原の特定は、免疫認識に利用可能な抗原標的の範囲を広げ、非改良または複合モノクローナル抗体などの、受動免疫療法の治療薬剤の開発のための新規の標的分子をもたらす。そのような新しい抗原は、能動免疫療法または養子免疫療法のためのより効果的な治療ワクチンへの方向性を示し得る。] [0026] 共刺激遮断の臨床開発は、関節リウマチに対するCTLA4Ig(アバタセプト(abatacept))の認可となって実を結んだ。この可溶性融合タンパク質は、B7/CD28共刺激経路の競合阻害剤として働き、乾癬および多発性硬化症などの他の免疫疾患、並びに移植拒絶反応に対して臨床試験中でもある。そのリガンドB7.1およびB7.2(それぞれ、CD80およびCD86)に対する結合親和性を高めた加工CTLA4Igであるベラタセプト(belatacept)では、腎移植の臨床試験第II相において、有望な結果が得られている。2つの完全ヒト抗CTLA4モノクローナル抗体イピリムマブ(Ipilimumab)およびトレメリムマブ(tremelimumab)は、CTLA4/B7阻害性相互作用を取り消し、転移性黒色腫および他の癌ならびにHIV感染に対する臨床(試験)第III相である。ガリキシマブ(Galiximab)は、CD80を標的とした霊長類化モノクローナル抗体であり、関節リウマチ、乾癬、および非ホジキンリンパ腫に対する第II相にある。] [0027] 共刺激を遮断するために単独の薬剤を用いるストラテジーが不十分であるとしばしばわかることに注目することは重要である。種々の共刺激分子の多様性を考慮して、これからのストラテジーは、いくつかの選ばれた経路の同時遮断、若しくは免疫関連不全に対する免疫抑制剤または癌に対する細胞毒性薬などの従来の薬剤との併用療法を含み得る。] [0028] 癌生物学および癌治療の理解、並びに免疫応答に係る分子に関するより良い理解において近年の進歩があるにもかかわらず、癌療法および自己免疫疾患の治療における成功率は、依然として低い。従って、癌および自己免疫不全をともに成功裡に治療することができる新規の治療には、対処されていないニーズがある。] [0029] 本発明の目的は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3タンパク質の少なくとも1つ、若しくは本明細書で開示された新規のスプライス変異体の1つを含む新規の治療および診断組成物を提供することである。並びにこれら新規のVSIG1スプライス変異体、具体的に、ILDR1スプライス変異体、LOC253012スプライス変異体、AI216611sスプライス変異体、C1ORF32スプライス変異体、およびFXYD3スプライス変異体、並びにこれらをコードする核酸配列若しくはこれらの断片、特に、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質および/またはスプライス変異体の細胞外領域若しくは分泌形をコードする核酸配列を供給することである。] [0030] 本発明の別の目的は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質および/またはスプライス変異体に特異的に結合する薬剤、並びに/若しくは他の部位(othermoieties)の、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質および/またはスプライス変異体への結合を作動または拮抗する薬剤の開発のための新規の標的として、前記タンパク質、スプライス変異体および核酸配列を利用することである。] [0031] さらに、本発明の別の目的は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3に関連する生物活性の少なくとも1つを調節(作動または拮抗)する薬剤を提供することである。そのような薬剤として、例えば、抗体、小分子、ペプチド、リボザイム、アンチセンス分子、siRNAが挙げられる。これら分子は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3DNA若しくはその1部またはその変異体によって誘発される活性を直接的に結合または調節し得る、若しくは、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3の相方受容体または内在性リガンドへの結合を調節することによってなど、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3に関連する活性、または分子の、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3並びにその一部および変異体への結合を間接的に調節し得る] [0032] より具体的な実施形態において、本発明は他の部位(othermoieties)の、VSIG1タンパク質への結合を作動または拮抗する、並びに/若しくは少なくとも1つのVSIG1関連生物活性を調節(作動または拮抗)する診断マーカーおよび/または治療剤として利用され得る、公知タンパク質であるV−setおよび免疫グロブリン領域含有1(配列番号11)(RefSeqaccessionidentifierNP_872413、synonyms:RP5−889N15.1、1700062D20Rik、GPA34、MGC44287、dJ889N15.1)の新規のスプライス変異体、またはそれをコードするポリヌクレオチドを供給する。] [0033] 1つのより具体的な実施形態によると、新規のスプライス変異体は、AI581519_T10(配列番号9)、AI581519_T11(配列番号10)のいずれか1つに記載の核酸配列またはそれに相同な配列をもつ核酸を含む単離されたポリヌクレオチドである。別の実施形態によると、単離されたポリヌクレオチドは、AI581519_T10(配列番号9)、AI581519_T11(配列番号10)のいずれか1つに少なくとも95%の相同性がある。] [0034] さらに別のより具体的な実施形態によると、新規のスプライス変異体は、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)のいずれか1つに記載のアミノ酸配列または、それに相同な配列をもつ単離されたタンパク質またはポリペプチドである。別の実施形態によると、単離されたポリペプチドは、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)のいずれか1つと少なくとも95%の相同性がある。] [0035] 本発明の別の具体的な目的は、VSIG1タンパク質の可溶性細胞外領域(ECD)およびその断片を含む分子および単離されたポリペプチド、並びに、前記可溶性細胞外領域をコードする核酸配列、並びにその断片および抱合体、並びに(免疫共刺激を促進または阻害する)免疫治療におけるその利用を含む、治療剤としてのその利用を供給することである。] [0036] より具体的な実施形態では、本発明は、配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−270、または配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基26−293に相当する細胞外領域の異なる部分、若しくはそれに少なくとも80%の配列同一性、より好ましくはそれに少なくとも90%の配列同一性、さらに好ましくはそれに95、96、97、98または99%の配列同一性をもつその変異体を含むVSIG1タンパク質の別の部分を供給する。] [0037] 別のより具体的な実施形態によると、本発明は、他の部位(othermoieties)の、ILDR1タンパク質への結合を作動または拮抗する、並びに/若しくは少なくとも1つのILDR1関連生体活性を調節する(作動または拮抗する)診断マーカーおよび/または治療剤として利用されることができる、公知のタンパク質である免疫グロブリン様領域含有受容体1(配列番号21)(RefSeqaccessionidentifierNP_787120、ILDR1alpha、ILDR1beta、ILDR1としても知られている)の新規のスプライス変異体、またはそれをコードするポリヌクレオチドを供給する。] [0038] 1つの具体的な実施形態では、新規のスプライス変異体は、AA424839_1_T7(配列番号20)に記載の核酸配列またはそれに相同な配列をもつ核酸を含む単離されたポリヌクレオチドである。別の実施形態によると、単離されたポリヌクレオチドは、AA424839_1_T7(配列番号20)に少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0039] さらに別の具体的な実施形態によると、新規のスプライス変異体は、AA424839_1_P11(配列番号24)に記載のアミノ酸配列若しくはそれに相同な、すなわちそれと少なくとも80または90%の配列同一性をもつ配列をもつ単離されたタンパク質またはポリペプチドである。別の関連した実施形態によると、単離されたポリペプチドは、は、AA424839_1_P11(配列番号24)に少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0040] 本発明の別の実施形態は、ILDR1タンパク質の可溶性細胞外領域(ECD)およびその断片を含む分子および単離されたポリペプチド、並びに前記可溶性細胞外領域をコードする核酸配列、並びにその断片および抱合体並びに、(免疫共刺激を促進または阻害する)免疫治療におけるその利用を含む、治療剤としてのその利用を供給することである。] [0041] さらなる実施形態によると、本発明は、配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AA424839_P3(配列番号22)およびAA424839_P5(配列番号11)の残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)の残基24−457、または配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)の残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160に相当する細胞外領域の異なる部分、若しくはそれに少なくとも80%の配列同一性、より好ましくはそれに少なくとも90%の配列同一性、さらに好ましくはそれに95、96、97、98または99%の配列同一性をもつその変異体を含むILDR1タンパク質の別の部分を供給する。] [0042] 本発明の別の実施形態は、可溶性免疫グロブリン領域または断片などの非ILDR1タンパク質または核酸配列に直接的または間接的に付加してもよいILDR1タンパク質の細胞外領域を有するまたはコードする単離されたまたは精製された可溶性タンパク質、若しくは核酸配列を供給することである。] [0043] ある実施形態によると、本発明は、他の部位(othermoieties)の、LOC253012タンパク質への結合を作動または拮抗する、若しくはLOC253012関連生体活性の少なくとも1つを調節する(作動するまたは拮抗する)診断マーカーおよび/または治療薬剤として利用されることができる、公知の仮説に基づいたタンパク質LOC253012アイソフォーム1(配列番号35)(RefSeq受入番号(accessionidentifier)NP_001034461)の新規のスプライス変異体または、それをコードするポリヌクレオチドを供給する。] [0044] 1つの実施形態よると、新規のLOC253012スプライス変異体は、H68654_1_T8(配列番号28)、H68654_1_T15(配列番号29)、H68654_1_T16(配列番号30)、H68654_1_T17(配列番号31)、H68654_1_T18(配列番号32)、H68654_1_T19(配列番号33)、またはH68654_1_T20(配列番号34)のいずれか1つに記載の核酸配列、若しくはそれに相同な配列をもつ核酸を含む単離されたポリヌクレオチドである。別の実施形態によると、単離されたポリヌクレオチドは、H68654_1_T8(配列番号28)、H68654_1_T15(配列番号29)、H68654_1_T16(配列番号30)、H68654_1_T17(配列番号31)、H68654_1_T18(配列番号32)、H68654_1_T19(配列番号33)、またはH68654_1_T20(配列番号34)のいずれか1つに少なくとも95%相同である。] [0045] さらに別の実施形態によると、新規のLOC253012スプライス変異体は、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)のいずれか1つに記載のアミノ酸配列若しくはそれに相同な配列をもつ単離されたタンパク質またはポリペプチドである。別の実施形態によると、単離されたポリペプチドは、は、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)のいずれか1つに少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0046] 本発明の別の目的は、LOC253012タンパク質の可溶性細胞外領域(ECD)およびその断片を含む分子および単離されたポリペプチド、並びに、前記可溶性細胞外領域をコードする核酸配列、並びにその断片および抱合体並びに、(免疫共刺激を促進するまたは阻害する)免疫治療におけるその利用を含む、治療剤としてのその利用を供給することである。] [0047] さらなる実施形態によると、本発明は、配列番号144に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H68654_1_P2(配列番号35)の残基38−349、または配列番号145に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654__1_P14(配列番号40)の残基19−337、または配列番号300に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H68654_1_P5(配列番号36)の残基1−335に相当する細胞外領域の異なる部分、若しくはそれに少なくとも80%の配列同一性、より好ましくはそれに少なくとも90%の配列同一性、さらに好ましくはそれに95、96、97、98または99%の配列同一性をもつその変異体を含むLOC253012タンパク質の別の部分を供給する。] [0048] 本発明の別の目的は、可溶性免疫グロブリン領域または断片などの非LOC253012タンパク質または核酸配列に直接的または間接的に付加してもよいLOC253012タンパク質の細胞外領域を有するまたはコードする単離されたまたは精製された可溶性タンパク質若しくは核酸配列を供給することである。] [0049] ある実施形態によると、本発明は、他の部位(othermoieties)の、AI216611タンパク質への結合を作動するまたは拮抗する、若しくはAI216611関連生体活性・活動の少なくとも1つを調節する(作動するまたは拮抗する)診断マーカーおよび/または治療薬剤として利用されることができる、AI216611の新規のスプライス変異体、またはそれをコードするポリヌクレオチドを供給する。] [0050] 1つ実施形態によると、新規のAI216611スプライス変異体は、AI216611_T1(配列番号42)に記載の核酸配列またはそれに相同な核酸配列をもつ核酸を含む単離されたポリヌクレオチドである。別の実施形態によると単離されたポリヌクレオチドは、AI216611_T1(配列番号42)に少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0051] さらに別の実施形態によると、新規のAI216611スプライス変異体は、AI216611_P1(配列番号44)に記載のアミノ酸配列またはそれに相同な配列をもつ単離されたタンパク質またはポリペプチドである。別の実施形態によると、単離されたポリペプチドは、AI216611_P1(配列番号44).に少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0052] 本発明の別の目的は、AI216611タンパク質の可溶性細胞外領域(ECD)およびその断片を含む分子および単離されたポリペプチド、並びに、前記可溶性細胞外領域をコードする核酸配列、並びにその断片および抱合体並びに、(免疫共刺激を促進するまたは阻害する)免疫治療におけるその利用を含む、治療剤としてのその利用を供給することである。本発明のさらなる実施形態によると、配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)の残基29−147、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145に相当する細胞外領域の異なる部分、若しくはそれに少なくとも80%の配列同一性、より好ましくはそれに少なくとも90%の配列同一性、さらに好ましくはそれに95、96、97、98または99%の配列同一性をもつその変異体を含むAI216611タンパク質の別の部分がある。] [0053] 本発明の別の目的は、可溶性免疫グロブリン領域または断片などの、非AI216611タンパク質または核酸配列に直接的または間接的に付加されてもよい、AI216611タンパク質の細胞外領域を有するまたはコードする、単離または精製された可溶性タンパク質若しくは核酸配列を供給することである。] [0054] 本発明の別の目的は、AI216611、その分泌または可溶形および/若しくはAI216611タンパク質のECDおよびその変異体もしくは、前記のものいずれかを含有するポリペプチド抱合体を発現する、プラスミドおよび組み換えウィルスベクターなどのベクター並びに含有宿主細胞を供給することである。] [0055] ある実施形態によると、本発明は、他の部位(othermoieties)の、C1ORF32タンパク質への結合を作動または拮抗する、若しくはC1ORF32関連生体活性の少なくとも1つを調節する(作動または拮抗する)診断マーカーおよび/または治療薬剤として利用し得することができる、公知の仮説に基づいたタンパク質LOC387597(配列番号47)(RefSeq受入番号(accession identifier)NP_955383、同義語(synonyms):NP_955383;LISCH−like、C1ORF32、RP4−782G3.2、dJ782G3.1)の新規のスプライス変異体または、それをコードするポリヌクレオチドを供給する。] [0056] ある実施形態によると、新規のLOC387597スプライス変異体は、H19011_1_T8(配列番号45)、H19011_1_T9(配列番号46)いずれか1つに記載の核酸配列または、それに相同な配列をもつ核酸を含む単離されたポリヌクレオチドである。別の実施形態によると、単離されたポリヌクレオチドは、H19011_1_T8(配列番号45)、H19011_1_T9(配列番号46)いずれか1つに少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0057] さらに別の実施形態によると、新規のスプライスLOC387597変異体は、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)のいずれか1つに記載のアミノ酸配列またはそれに相同性のある配列をもつ単離されたタンパク質またはポリペプチドである。別の実施形態によると、単離されたポリペプチドは、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)のいずれか1つに少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0058] 本発明の別の目的は、C1ORF32タンパク質の可溶性細胞外領域(ECD)およびその断片を含む分子および単離されたポリペプチド、並びに、前記可溶性細胞外領域をコードする核酸配列、並びにその断片および抱合体並びに、(免疫共刺激を促進するまたは阻害する)免疫治療におけるその利用を含む、治療剤としてのその利用を供給することである。] [0059] 本発明のさらなる実施形態によると、配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基21−186、または配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P9(配列番号50)の残基21−169、または配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184に相当する細胞外領域の異なる部分、若しくはそれに少なくとも80%の配列同一性、より好ましくはそれに少なくとも90%の配列同一性、さらに好ましくはそれに95、96、97、98または99%の配列同一性をもつその変異体を含むC1ORF32タンパク質の別の部分がある。] [0060] 本発明の別の目的は、可溶性免疫グロブリン領域または断片などの非C1ORF32タンパク質または核酸配列に直接的または間接的に付加してもよいC1ORF32タンパク質の細胞外領域を有するまたはコードする単離されたまたは精製された可溶性タンパク質若しくは核酸配列を供給することである。] [0061] ある実施形態によると、本発明は、他の部位(othermoieties)の、FXYD3タンパク質への結合を作動または拮抗する、若しくはFXYD3関連生物活性の少なくとも1つを調節する(作動または拮抗する)診断マーカーおよび/または治療薬剤として利用されることができる、公知のタンパク質であるFXYD3、FXYDドメイン含有イオン輸送レギュレータ3前駆体(FXYDdomain−containing ion transport regulator3 precursor)(配列番号70)(SwissProt受入番号(accession identifier)FXYD3jHUMAN、同義語(synonyms)塩素コンダクタンスインデューサー(Chloride conductance inducer)タンパク質Mat−8、Mammary tumor 8kDaタンパク質、ホスホレマン様(Phospholemman−like)としても知られる)の新規のスプライス変異体またはそれをコードするポリヌクレオチドを供給する。] [0062] 1つの実施形態によると、新規のFXYD3スプライス変異体は、R31375_T19(配列番号65)、R31375_T25(配列番号66)、R31375_T26(配列番号67)、R31375_T29(配列番号68)、R31375_T39(配列番号69)のいずれか1つに記載の核酸配列またはそれに相同な配列をもつ単離されたポリヌクレオチドである。別の実施形態によると、単離されたポリヌクレオチドは、R31375_T19(配列番号65)、R31375_T25(配列番号66)、R31375_T26(配列番号67)、R31375_T29(配列番号68)、R31375_T39(配列番号69)のいずれか1つに少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0063] さらに別の実施形態によると、新規のFXYD3スプライス変異体は、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)のいずれか1つに記載のアミノ酸配列またはそれに相同な配列をもつ単離されたタンパク質またはポリペプチドである。別の実施形態によると、単離されたポリペプチドは、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)のいずれか1つに少なくとも、95、96、97、98または99%の相同性がある。] [0064] 本発明の別の目的は、FXYD3タンパク質の可溶性細胞外領域(ECD)およびその断片を含む分子および単離されたポリペプチド、並びに、前記可溶性細胞外領域をコードする核酸配列、並びにその断片および抱合体並びに、癌免疫治療におけるその利用を含む、治療剤としてのその利用を供給することである。] [0065] 本発明のさらなる実施形態によると、配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基21−65、または配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P33(配列番号74)の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63に相当する細胞外領域の異なる部分、若しくはそれに少なくとも80%の配列同一性、より好ましくはそれに少なくとも90%の配列同一性、さらに好ましくはそれに95、96、97、98または99%の配列同一性をもつその変異体を含むFXYD3タンパク質の別の部分がある。] [0066] 本発明の別の目的は、可溶性免疫グロブリン領域または断片などの、非VSIG1、非ILDR1、非LOC253012、非AI216611、非C1ORF32または非FXYD3タンパク質または核酸配列に直接的または間接的に付加されてもよいVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3タンパク質の細胞外領域をもつまたはコードする単離されたまたは精製された可溶性タンパク質若しくは核酸配列を供給することである。] [0067] 本発明の別の目的は、本発明のVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3新規変異体のいずれか1つ若しくはそのホモログまたはその断片のエッジ部、尾または頭部(edge portion、tail or head portion)を含む分子および単離されたポリペプチド並びに前記エッジ部、尾または頭部(edge portion、tail or head portion)をコードする核酸配列並びにその断片および抱合体、並びに治療剤としておよび/または診断ためのその利用を供給することである。] [0068] 本発明のさらなる目的は、配列番号284−295のいずれか1つに示されたブリッジ、エッジ部、尾または頭部(bridge、edge portion、tail or head portion)を含む分子および単離されたポリペプチド若しくはそのホモログまたはその断片、並びにエッジ部、尾または頭部(edge portion、tail or head portion)をコードする核酸配列並びにその断片並びに抱合体、並びに治療剤としておよび/または診断のためのその利用を供給することである] [0069] 本発明の別の目的は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3のいずれか1つ、その分泌または可溶形並びに/若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、またはFXYD3タンパク質のECDおよびその変異体若しくは前記のものいずれかを含むポリペプチド抱合体を発現するプラスミドおよび組み換えウィルスベクターなどのベクター、並びにベクターを含む宿主細胞を供給することである。] [0070] 本発明の別の目的は、前記VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質、断片またはその変異体および/または前記のものいずれか1つを含む抱合体を生産するために、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3のいずれか1つ、その分泌または可溶形並びに/若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32のECD、またはFXYD3タンパク質およびその変異体若しくは前記のものいずれかを含むポリペプチド抱合体を発現するプラスミドおよび組み換えウィルスベクターなどこれらのベクター並びに含有宿主細胞を利用することである] [0071] 本発明の別の目的は、前記のものを含む医薬または診断組成物を供給することである。] [0072] 本発明の別の目的は、癌、自己免疫不全、移植拒絶反応、移植片対宿主病の治療または予防、および/若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、FXYD3またはC1ORF32ポリペプチドによって媒介される免疫共刺激の遮断または促進に適している、VSIG1細胞外領域若しくはその断片またはその変異体を含む化合物を供給および利用することである。] [0073] 本発明の具体的な目的は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19O11_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)からなる群から選ばれる完全長VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原、その分泌形および/若しくはそのECD若しくはその抱合体またはその断片に特異的に結合する新規のモノクローナルまたはポリクローナル抗体および抗体断片および含有抱合体を開発することである。これら抗体は、潜在的に治療および/または診断薬剤(invitroandinvivo診断方法とも)として有用である、特に、含まれるのは、ADCC(抗体依存性細胞障害活性)またはCDC(補体依存性細胞障害活性)活性を通して細胞を標的とする抗体または断片などの免疫活性化または免疫抑制する抗体および断片である。] [0074] 本発明の別の目的は、例えば、免疫組織化学的アッセイ、放射性イメージングアッセイ、生体内イメージング、放射免疫定量法(RIA)、ELISA、スロットブロット、競合的結合測定法、蛍光定量イメージング測定法、ウェスタンブロット、FACS、などを含む、前記のものいずれかの利用を含む診断法を供給する。特にこれは、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)からなる群から選ばれる完全なVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3タンパク質、その可溶形、そのECD、および/若しくはその抱合体、断片または変異体に特異的に結合するキメラまたは非ヒト抗体または断片を用いるアッセイを含む。] [0075] 本発明の別の目的は、限定はされないが、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、胸、前立腺、脾臓、腎臓、膀胱、頭と頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの、他の非固形および固形腫瘍、肉腫、血液悪性腫瘍などの種々の癌および悪性腫瘍で、それが非転移性、浸潤性、または転移性である癌などの、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原若しくはその分泌または可溶形またはECDおよび/若しくはその部分またはその変異体が差次的に発現している病態を治療するために、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375^P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)からなる群から選ばれるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原のいずれかに対する治療上効果的な新規のポリクローナルまたはモノクローナル抗体および断片、抱合体、および変異体を利用することである。] [0076] 本発明の別の目的は、限定はされないが、自己免疫疾患、移植拒絶反応および移植片対宿主病を含む、免疫不全などの非悪性不全疾患を治療するための、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)からなる群から選ばれるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原、並びにその断片、その抱合体および変異体のいずれか1つに対する新規の治療上有効なポリクローナルまたはモノクローナル抗体を利用することである。] [0077] 本発明の具体的な目的は、VSIG1抗原、その分泌または可溶形またはECDおよび/若しくはその変異体、抱合体または断片に対する抗体および抗体断片並びにその断片および変異体を、この抗原が差次的に発現されている肺癌および/または卵巣癌を治療または診断するために利用することである。] [0078] 本発明の具体的な実施形態は、ILDR1抗原、その分泌または可溶形またはECDおよび/若しくはその変異体、抱合体または断片に対する抗体および抗体断片並びにその断片および変異体を、この抗原が差次的に発現されている結腸癌および/または卵巣癌を治療または診断するために利用することである。] [0079] 本発明の具体的な目的は、LOC253012またはC1ORF32抗原、その分泌または可溶形またはECDおよび/若しくはその変異体、抱合体または断片に対する抗体および抗体断片並びにその断片および変異体を、この抗原が差次的に発現されている肺癌、特に小細胞肺癌、を治療または診断するために利用することである。] [0080] 本発明の具体的な目的は、AI216611抗原、その分泌または可溶形またはECDおよび/若しくはその変異体、抱合体または断片に対する抗体および抗体断片並びにその断片および変異体を、この抗原が差次的に発現されている結腸癌を治療または診断するために利用することである。] [0081] 本発明の具体的な目的は、FXYD3野生型抗原(R31375_P0(配列番号70))に対する抗体および抗体断片、若しくはその分泌または可溶形またはECDおよび含有抱合体に対する抗体および抗体断片を、この抗原が差次的に発現されている卵巣癌を治療または診断するために利用することである。] [0082] 本発明の別の目的は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)からなる群から選ばれたVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原に対する抗体および抗体断片並びに含有抱合体を、免疫を調節する(促進または阻害する)ことに、利用することであり、その抗体は、免疫共刺激、特に、B7関連免疫共刺激を活性化または抑制し、癌細胞に対するT細胞活性の正の刺激および自己免疫および他の免疫不全の治療のためのT細胞活性の負の刺激を通して、関連する治療用途を扱うことができる抗体を含む。] [0083] 本発明の具体的な目的は、配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−270、または配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基26−293に相当する細胞外領域の異なる部分を含むVSIG1タンパク質の別の部分に対する抗体および抗体断片を生成することである。] [0084] 本発明の別の具体的な実施形態は、配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AA424839_P3(配列番号22)およびAA424839_P5(配列番号11)の残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)の残基24−457、または配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)の残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160に相当する細胞外領域の異なる部分 を含むILDR1タンパク質の別の部分に対する抗体および抗体断片を生成することである。] [0085] 本発明の別の具体的な目的は、配列番号144に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H68654_1_P2(配列番号35)の残基38−349、または配列H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)の残基19−337、または本明細書に開示されたLOC253012タンパク質配列の配列番号300に示されるアミノ酸配列に相当する、H68654_1_P5(配列番号36)の残基1−335、に相当する細胞外領域の異なる部分を含む、LOC253012タンパク質の別の部分に対する、抗体または抗体断片を生産することである。] [0086] 本発明の別の具体的な目的は、配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)の残基29−147、または本明細書に開示された配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145、に相当する細胞外領域の異なる部分を含む、AI216611タンパク質の別の部分に対する、抗体または抗体断片を生産することである。] [0087] 本発明の別の具体的な目的は、配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、H19011_1_P8(配列番号48)の配列に含まれるC1ORF32タンパク質配列の残基21−186、または配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、H19011_1_P9(配列番号50)の配列に含まれるC1ORF32タンパク質配列の残基21−169、または配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184、に相当する細胞外領域の異なる部分を含む、C1ORF32タンパク質の別の部分に対する、抗体または抗体断片を生産することである。] [0088] 本発明の別の具体的な目的は、配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の配列に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P14(配列番号72)の配列に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基21−65、または配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P33(配列番号74)の配列に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基1−63、に相当する細胞外領域の異なる部分を含む、FXYD3タンパク質の別の部分に対する、抗体または抗体断片を生産することである。] [0089] 本発明の具体的な目的は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3タンパク質、その可溶形、そのECD並びに/若しくは変異体およびその断片に特異的に結合する抗原結合部位を含むポリクローナルおよびモノクローナル抗体並びにその断片またはその抗原結合断片を供給することである。] [0090] 本発明の具体的な目的は、癌の治療または予防および/または免疫共刺激系において標的の活性を調節(活性化または阻害する)ために、このような抗体およびその断片を利用することである。] [0091] 本発明の関連した目的は、自己免疫不全、移植拒絶反応、GVHDの治療または予防、並びに/若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3ポリペプチドによって媒介される免疫共刺激の遮断または促進に適している、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3に対するモノクローナルおよびポリクローナル抗体並びにその断片を選択することである。] [0092] 本発明の具体的な目的は、例えば肺癌、卵巣癌、結腸癌、並びに限定はされないが、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、胸、前立腺、脾臓、腎臓、膀胱、頭と頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの、他の非固形および固形腫瘍、肉腫、血液悪性腫瘍などの癌で、それが非転移性、浸潤性、または転移性である癌の治療および診断のために、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原、可溶形、ECDまたは断片若しくはその変異体のいずれかに対する抗体を利用することである。] [0093] 肺癌に関して、疾患は、扁平上皮細胞肺癌、肺腺癌、カルチノイド、小細胞肺癌または非小細胞肺癌からなる群から選ばれる。] [0094] 本発明の別の目的は、自己免疫の治療などの免疫調節、並びに、好ましくは、自己免疫疾患:多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratis colitis)、シェーグレン症候群、リューマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、退廃的リウマチ、非関節性リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化から選ばれた自己免疫疾患を治療するにあたって有用である、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原のいずれか、その可溶形、若しくはECDおよび変異体またはその断片、並びに、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原の細胞外領域を含む可溶ポリペプチド若しくはその一部に対する、抗体および抗体断片を供給および利用することである。] [0095] 本発明の別の目的は、癌、自己免疫不全、移植拒絶反応、GVHDの治療または予防に有用で、並びに/若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3ポリペプチドに媒介される免疫共刺激を遮断または増強するための、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原、のいずれか1つに結合する小分子、ペプチド、抗体および断片などの薬剤、並びに、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3核酸配列若しくは、その断片またはその変異体を標的とするリボザイムまたはアンチセンスまたはsiRNAなどの化合物を供給および利用することである。] [0096] 本発明の別の目的は、癌、自己免疫不全疾患、移植拒絶反応、GVHDの治療または予防、および/またはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3ポリペプチドによって媒介される免疫共刺激を遮断または増強にあたって有用である、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3抗原のいずれかに結合する小分子、ペプチド、抗体および断片、並びに、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3核酸配列またはその断片またはその変異体を標的とするリボザイムまたはアンチセンスまたはsiRNAなどの薬剤を含む化合物を提供および利用することである。] [0097] 好ましい目的は、本明細で開示されたVSIG1タンパク質配列の配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の残基23−270、または配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の残基26−293に特異的に結合する、前記のものいずれかを治療または診断するにあたって有用な治療および診断抗体並びに断片および含有抱合体を提供することである。] [0098] 好ましい実施形態は、配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P3(配列番号22)およびAA424839_P5(SEQIDNOSl)の配列に含まれるILDR1タンパク質配列の残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)の配列に含まれるILDR1タンパク質配列の残基24−457、または配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)の配列に含まれるILDR1タンパク質配列の残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160に相当する細胞外領域の異なる部分に特異的に結合する、前記のものいずれかを治療または診断するにあたって有用な治療および診断抗体並びに断片および含有抱合体を提供することである。] [0099] 好ましい目的は、配列番号144に示されるアミノ酸配列に相当する、H68654_1_P2(配列番号35)の配列に含まれるLOC253012タンパク質配列の残基38−349、または配列番号145に示されるアミノ酸配列に相当する、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)の配列に含まれるLOC253012タンパク質配列の残基19−337、または配列番号300に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H68654_1_P5(配列番号36)の残基1−335に特異的に結合する、前記のものいずれかを治療または診断するにあたって有用な治療および診断抗体並びに断片および含有抱合体を提供することである。] [0100] 好ましい目的は、配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)の配列に含まれるAI216611タンパク質配列の残基29−147、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145に特異的に結合する、前記のものいずれかを治療または診断するにあったて有用な治療および診断抗体並びに断片および含有抱合体を提供することである。] [0101] 好ましい目的は、配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、H19011_1_P8(配列番号48)の配列に含まれるC1ORF32タンパク質配列の残基21−186、または配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、H19011_1_P9(配列番号50)の配列に含まれるC1ORF32タンパク質配列の残基21−169、配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184に相当する細胞外領域の異なる部分に特異的に結合する、前記のものいずれかを治療または診断するにあたって有用な治療および診断抗体並びに断片および含有抱合体を提供することである。] [0102] 好ましい目的は、配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の配列に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P14(配列番号72)の配列に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基21−65、または残基または、配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P33(配列番号74)の配列に含まれるFXYD3タンパク質配列の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63に特異的に結合する、前記のものいずれかを治療または診断するにあたって有用な治療および診断抗体および断片および含有抱合体を提供することである。] [0103] また、好ましい目的は、抗体が、キメラ、ヒト化、完全ヒト抗体および/または標的細胞でCDCまたはADCC活性をもつ抗体または抗体断片である、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3および上記で特定された特定の残基およびその断片に結合する抗体およびその断片を提供することである。] [0104] また、好ましい目的は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3および上で特定された特定の残基およびその断片に結合するキメラおよびヒト抗体およびその断片および含有抱合体を提供することである。] [0105] 本発明の別の具体的な目的は、限定はされないが、Fab、F(ab’)2、FvまたはscFv断片を含む、前記の治療および関連する診断法において有用な抗体断片および含有抱合体を提供することである。] [0106] また、本発明の目的は、対象抗体および断片を、検出可能マーカーなどのマーカーおよび他のエフェクター部位、若しくは酵素、毒素、治療剤、または化学療法剤などのエフェクター部位に、直接的または間接的に付加することである。] [0107] 好ましい実施形態では、本発明の独創的な抗体または断片は、放射性同位元素、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物に、直接的または間接的に付加されてもよい。] [0108] また、本発明の目的は、本発明の抗体または抗体断片の治療または診断に効果的な形を含む、医薬および診断組成物を提供することである。] [0109] 本発明の別の具体的な目的は、患者でのVSIG1発現する細胞の増殖を阻害することであって、それは、前記患者に、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)またはVSIG1として、本明細書で参照される抗原に特異的に結合する抗体を投与することを含む。] [0110] 本発明の別の具体的な目的は、患者に、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)またはVSIG1に特異的に結合するモノクローナル抗体の有効量を投与することを含む、癌を治療または予防する方法を提供することである。] [0111] 本発明のより好ましい目的は、肺癌および卵巣癌からなる群から選ばれ、肺癌または卵巣癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である癌を治療するためにこれら抗体を利用することであり、好ましくは、抗体は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)の細胞外領域に特異的な抗原結合領域を有する。] [0112] 本発明の別の目的は、患者に、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)に特異的に結合するポリクローナルまたはモノクローナル抗体または断片または含有抱合体の有効量を投与することを含む、自己免疫疾患を治療または予防する方法を提供することである。] [0113] 本発明の別の具体的な実施形態は、患者においてILDR1を発現する細胞の増殖を阻害することであって、それは、前記患者に、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)またはILDR1として、本明細書で参照される抗原に特異的に結合する抗体を投与することを含む。] [0114] 本発明の別の具体的な実施形態は、患者に、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)またはILDR1に特異的に結合するモノクローナル抗体の有効量を投与することを含む、癌を治療または予防する方法を提供することである。] [0115] 本発明のより好ましい実施形態は、結腸癌および卵巣癌からなる群から選ばれ、結腸癌または卵巣癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である癌を治療するためにこれら抗体を利用することであり、好ましくは、抗体は、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)の細胞外領域に特異的な抗原結合領域を有する。] [0116] 本発明の抗癌ワクチンは、患者に、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)に特異的に結合するポリクローナルまたはモノクローナル抗体または断片の有効量を投与することを含む、自己免疫疾患を治療または予防する方法を提供することである。] [0117] 本発明の別の具体的な目的は、患者においてLOC253012を発現する細胞の増殖を阻害することであって、それは、前記患者に、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)またはLOC253012として、本明細書で参照される抗原に特異的に結合する抗体を投与することを含む。] [0118] 本発明の別の具体的な目的は、患者に、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)またはLOC253012に特異的に結合するモノクローナル抗体の有効量を投与することを含む、癌を治療または予防する方法を提供することである。] [0119] 本発明のより好ましい目的は、肺癌、特に、小細胞肺癌からなる群から選ばれ、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である癌を治療するためにこれら抗体を利用することであり、好ましくは、抗体は、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)の細胞外領域に特異的な抗原結合領域を有する。] [0120] 本発明の別の目的は、患者に、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)に特異的に結合するポリクローナルまたはモノクローナル抗体または断片または含有抱合体の有効量を投与することを含む、自己免疫疾患を治療または予防する方法を提供することである。] [0121] 本発明の別の具体的な目的は、患者に、AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)に特異的に結合するモノクローナル抗体の有効量を投与することを含む、癌を治療または予防する方法を提供することである。] [0122] 本発明の別の目的は、患者に、AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)に特異的に結合するポリクローナルまたはモノクローナル抗体または断片または含有抱合体の有効量を投与することを含む、自己免疫疾患を治療または予防する方法を提供することである。] [0123] 本発明の別の具体的な目的は、患者においてC1ORF32を発現する細胞の増殖を阻害することであって、それは、前記患者に、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、またはC1ORF32として、本明細書で参照される抗原に特異的に結合する抗体を投与することを含む。] [0124] 本発明の別の具体的な目的は、患者に、AH19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)またはC1ORF32に特異的に結合するモノクローナル抗体の有効量を投与することを含む、癌を治療または予防する方法を提供することである。] [0125] 本発明のより好ましい目的は、肺癌、特に、肺小細胞癌からなる群から選ばれ、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である癌を治療するためにこれら抗体を利用することであり、好ましくは、抗体は、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)の細胞外領域に特異的な抗原結合領域を有する。] [0126] 本発明の別の目的は、患者に、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)に特異的に結合するポリクローナルまたはモノクローナル抗体または断片または含有抱合体の有効量を投与することを含む、自己免疫疾患を治療または予防する方法を提供することである。] [0127] 本発明の別の具体的な目的は、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)として、本明細書で参照される抗原に特異的に結合する抗体を投与することを含む。] [0128] 本発明の別の具体的な目的は、限定はされないが、卵巣癌を含む、癌の免疫療法のために抗癌ワクチンとして投与するために、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3の細胞外領域またはその変異体および含有抱合体の一部またはすべてを使用することである。] [0129] 本発明の別の具体的な目的は、患者に、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)に特異的に結合するモノクローナル抗体の有効量を投与することを含む、癌を治療または予防する方法を提供することである。] [0130] 本発明のより好ましい目的は、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である肺癌を治療するためにこれら抗体を利用することであり、好ましくは、抗体は、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)の細胞外領域に特異的な抗原結合領域を有する。] [0131] 本発明の別の実施形態では、癌は、限定はされないが、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、肺、卵巣、胸、前立腺、結腸、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌を含む、非固形および固形腫瘍、肉腫、血液悪性腫瘍からなる群から選ばれ、癌は、非転移性、浸潤性、または転移性であり得る。] [0132] 好ましい実施形態では、自己免疫疾患は、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratis colitis)、シェーグレン症候群、リューマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、非関節性リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化を含む。] [0133] 本発明の具体的な目的は、患者に、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)に特異的に結合する抗体の有効量を投与することを含む、任意の臓器移植の拒絶反応および/または移植片体宿主病を治療または予防する方法を提供することである。また、前記の方法で、抗体が、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)の細胞外領域に特異的な抗原結合領域をもつことが好ましい。] [0134] 本発明によると、下記のひとつひとつは、いくつかの共刺激経路の同時遮断とともに、または、免疫抑制剤または癌用細胞毒性薬細胞毒性薬などの従来薬を用いた併用療法において、利用されることができる:本発明のVSIG1細胞外領域、ILDR1細胞外領域、LOC253012細胞外領域、AI216611細胞外領域、C1ORF32細胞外領域またはFXYD3細胞外領域、FXYD3抗原のVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32に結合する抗体および断片、癌、自己免疫不全疾患、移植拒絶反応、GVHDの治療または予防および/またはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3ポリペプチドによって媒介される免疫共刺激を遮断または増強するにあたって有用である、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3核酸配列またはその断片またはその変異体を標的とする小分子、ペプチド、およびリボザイムまたはアンチセンスまたはsiRNAなどの薬剤を含む化合物。] [0135] 本発明の別の目的は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654J_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)タンパク質の有無を、生体試料または個体において、生体外または生体内で検出するためのアッセイを提供することであり、それは、試料とAI581519_P3(配列番号11)、AI581519.P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)ポリペプチドまたはその組み合わせに対して特異性を有する抗体と接触すること、および、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)タンパク質の結合を、試料中で検出することを含む。] [0136] 本発明の別の目的は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)の発現を検出することを含む、疾患を検出し、疾患を診断し、疾患の進行または治療の効果または疾患の再発を観察する若しくは疾患に対する療法を選択する方法を提供することである。] [0137] 関連する目的では、検出された疾患は、癌は非転移性、浸潤性、または転移性である、肺癌、卵巣癌、結腸癌などの癌、および限定はされないが、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、胸、前立腺、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌を含む、他の非固形および固形腫瘍、肉腫、血液悪性腫瘍を含むであろう。] [0138] 肺癌に関して、疾患は、非転移性、浸潤性、転移性の肺癌、扁平上皮細胞肺癌、肺腺癌、カルチノイド、小細胞肺癌または非小細胞肺癌、肺転移(原発腫瘍に対する)中の過剰発現の検出、例えば、非小細胞肺癌(例えば腺癌、扁平上皮細胞癌、またはカルチノイド、または大細胞癌)などの肺癌中の過剰発現の検知、原発肺癌から由来の原因不明の転移の同定、限定はされないが、骨肉腫および軟部組織肉腫、結腸直腸、子宮、頚部並びに体腫瘍、頭頚部、胸、睾丸および唾液腺癌、黒色腫、並びに膀胱および腎臓腫瘍を含む、肺を源としない肺に存在する悪性腫瘍組織の評価、異なるタイプの肺癌(例えば、小細胞対非小細胞腫瘍)を潜在的に識別すること(よって、治療の選択に影響する)、原因不明の呼吸困難、慢性咳および/または喀血の分析、胸水の起源の鑑別診断、限定されないが、肺病変および浸潤巣、ぜん鳴、喘鳴、気管閉塞、食道圧迫、嚥下障害、反回神経麻痺、嗄声、片側横隔膜が挙上した横隔神経麻痺およびホルネル症候群を含む、限定はされないが肺の症状および徴候の非悪性の原因を含む、肺癌として同様の症状、徴候および合併症を持っており、それらと肺癌の間の鑑別診断が臨床に重要である病態の診断、若しくは限定はされないが、拒食症、悪液質、体重減少、発熱、高カルシウム血症、低リン酸血症、低ナトリウム血症、抗利尿ホルモン分泌異常症候群、高ANP、高ACTH、低カリウム血症、撥指形成、神経筋障害症候群および血栓性静脈炎を含む、悪性腫瘍を示唆する任意の病状の原因の検出、からなるグループから選ばれる。] [0139] 卵巣癌に関して、本発明の化合物は、非転移性、浸潤性、または転移性の卵巣癌の診断、治療または予後の評価、病期と悪性度を関連させること、原発卵巣癌から由来の原因不明の転移の同定、良性および悪性卵巣嚢胞間の鑑別診断、不妊症の原因の診断(例えばその様々な原因の鑑別診断)の原因の分析、卵巣に関連するマーカーの血清レベルを上げ得る、限定はされないが、子宮内膜、頚部、ファロピアン管、膵臓、胸、肺および結腸の癌、妊娠、子宮内膜症、骨盤炎症性疾患および子宮類繊維腫などの非悪性の病態を含む1つ以上の非卵巣癌病態の検知、限定はされないが、良性の卵巣嚢胞、子宮類繊維腫、子宮内膜症、良性の卵巣の新生物および炎症性腸障害を含む、限定はされないが、骨盤内腫瘤の非悪性な原因を含む、卵巣癌として同様の症状、徴候および合併症を持っており、それらと肺癌の間の鑑別診断が臨床に重要である病態の診断、限定はされないが、拒食症、悪液質、体重減少、発熱、高カルシウム血症、低リン酸血症、低ナトリウム血症、抗利尿ホルモン分泌異常症候群、高ANP、高ACTH、低カリウム血症、撥指形成、神経筋障害症候群および血栓性静脈炎を含む、悪性腫瘍を示唆する任意の病状の原因の決定において、用いられることができる。] [0140] 別の関連する目的では、検出された疾患は、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratis colitis)、シェーグレン症候群、リューマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、非関節性リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化からなる群から選ばれた自己免疫および腫瘍性障害を含むであろう。] [0141] 別の関連する目的では、検出された疾患は、任意の臓器移植の拒絶反応および/または移植片体宿主病を含むであろう。] [0142] 関連する局面では、前記のアッセイは、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(SEQIDNO.16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)またはAA424839J_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654J_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19O11_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)タンパク質に特異的に結合する抗体を用いて、疾患によって影響された細胞を検出すると思われ、アッセイは、生体外または生体内で達成され得り、RIA、ELISA、蛍光定量測定法、FACS、スロットブロット、ウェスタンブロット、免疫組織化学的アッセイ、放射性イメージングアッセイなどを含む。いくつかの実施形態では、本発明は、患者において疾患を診断する方法を提供し、それは、その患者または前記患者から得られた試料において、次から成る群から選ばれたポリペプチドまたはポリヌクレオチドの少なくとも1つを検出することを含む。] [0143] 配列番号11−16、21−34、35−40、43−44、48−50、70−76、138−151、296、298−302のいずれか1つに記載のアミノ酸配列を含むポリペプチド。] [0144] 配列番号284〜295のいずれか1つの、ブリッジ、エッジ部、尾または頭部(bridge、edge portion、 tail or head portion)を含むポリペプチドまたはそのホモログまたはその断片。] [0145] 配列番号1−10、17−20、25−34、41−42、45−46、51−69のいずれか1つに記載の核酸配列を含むポリヌクレオチド。] [0146] 配列番号284−295のいずれか1つの、ブリッジ、エッジ部、尾または頭部(bridge、edge portion、tail or head portion)を含むポリペプチドをコードする核酸配列を含むポリヌクレオチド。] [0147] 配列番号187、190、193、196、199、202、205、208、211、214、217、220、223、226、229、232、235、238、241、244、247、250、253に記載の核酸配列をもつオリゴヌクレオチド。] [0148] さらなる実施形態によると、本発明のポリペプチドを検出することは、配列番号284−295のいずれか1つの、ブリッジ、エッジ部、尾または頭部(bridge、edge portion、tail or head portion)を含むポリペプチドのアミノ酸配列を含むポリペプチドの少なくとも1つのエピトープに特異的に結合することができる抗体を用いることを含む。1つ実施形態によると、ポリペプチドまたはポリヌクレオチドの存在を検出することは、疾患の存在および/またはその重症度および/または進行を示す。別の実施形態によると、ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの発現および/またはレベルの、健常な対象またはそれから得られた試料中のその発現および/またはレベルと比べての変化は、疾患の存在および/またはその重症度および/または進行を示す。さらなる実施形態によると、ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの発現および/またはレベルの、健常な対象またはそれから得られた試料中のその発現および/またはレベルと比べての初期の変化は、疾患の進行を示す。さらなる実施形態によると、ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの存在並びに/若しくはその発現および/またはレベルの相対的な変化は、治療の選択および/または疾患の試料の観察に有用である。] [0149] 1つ実施形態によると、本発明のポリペプチドを検出することは、配列番号187、190、193、196、199、202、205、208、211、214、217、220、223、226、229、232、235、238、241、244、247、250、253に記載の核酸配列をもつポリヌクレオチドまたはそれに相同なポリヌクレオチドの少なくとも1部に特異的にハイブリダイズすることができる単離されたオリゴヌクレオチドの対を含むプライマー対を用いることを含む。] [0150] 別の実施形態によると、本発明のポリペプチドを検出することは、配列番号185−186、188−189、191−192、194−195、197−198、200−201、203−204、206−207、209−210、212−213、215−216、218−219、221−222、224−225、227−228、230−231、233−234、236−237、239−240、242−243、245−246、248−249、251−252に記載の単離されたオリゴヌクレオチドの対を含むプライマー対を用いることを含む。] [0151] 本発明は、また、次の具体的な実施形態を含む。] [0152] 1つの実施形態では、本発明は、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)または断片またはそれに少なくとも95、96、97、98または99%の配列同一性をもつ変異体から選ばれる単離されたポリペプチドを含む。] [0153] 別の実施形態では、本発明は、前記のポリペプチドのいずれか1つを含む断片または抱合体を含む。] [0154] 別の実施形態では、本発明は、免疫グロブリン領域に融合された前記のポリペプチドのいずれか1つを含む。] [0155] 別の実施形態では、本発明は、検出可能なまたは治療のための部位に付加された前記のポリペプチドのいずれか1つを含む。] [0156] 別の実施形態では、本発明は、前記のポリペプチドのいずれか1つをコードする核酸配列を含む。] [0157] 別の実施形態では、本発明は、AI581519_T10(配列番号9)、AI581519_T11(配列番号10)、AA424839_1_T7(配列番号20)、H68654_1_T8(配列番号28)、H68654_1_T15(配列番号29)、H68654_1_T16(配列番号30)、H68654_1_T17(配列番号31)、H68654_1_T18(配列番号32)、H68654_1_T19(配列番号33)、H68654_1_T20(配列番号34)、AI216611_T1(配列番号42)、H19011_1_T8(配列番号45)、H19011_1_T9(配列番号46)、R31375_T19(配列番号65);R31375_T25(配列番号66)、R31375_T26(配列番号67)、R31375_T29(配列番号68)、R31375_T39(配列番号69)から選ばれた核酸配列または断片またはそれに少なくとも95、96、97、98または99%の配列同一性を含む変異体および抱合体のいずれかを含む。] [0158] 別の実施形態では、本発明は、単離されたVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32またはFXYD3細胞外領域ポリペプチド、または断片またはその抱合体を含む。] [0159] 別の実施形態では、本発明は、配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−270、または配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基26−293、または配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AA424839_P3(配列番号22)またはAA424839_P5(SEQIDNOSl)のアミノ酸残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)のアミノ酸残基24−456、または配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)のアミノ酸残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160、または配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)のアミノ酸残基29−147、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145、または配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)のアミノ酸残基21−186、または配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P9(配列番号50)の残基21−169、または配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184、または配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基21−65、または配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P33(配列番号74)の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63に、少なくとも95、96、97、98または99%の配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含む、前記のポリペプチドのいずれかを含む。] [0160] 別の実施形態では、本発明は、ポリペプチド、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)の細胞外領域を含む前記のポリペプチドのいずれかを含む。] [0161] 別の実施形態では、本発明は、検出可能または治療のための部位に付加される前記ポリペプチドのいずれかを含む。] [0162] 別の実施形態では、本発明は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチドおよび含有抱合体のいずれか1つをコードする前記核酸配列のいずれかを含む。] [0163] 別の実施形態では、本発明は、前記核酸配列を含む発現ベクターを含む。] [0164] 別の実施形態では、本発明は、前記発現ベクター若しくはVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチドまたは断片またはその抱合体をコードする核酸配列を含むウィルスを含む宿主細胞であって、細胞が、DNA切片によってコードされるポリペプチドを発現する宿主細胞を含む。] [0165] 別の実施形態では、本発明は、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチドまたは断片またはその抱合体のいずれかを生成する方法を含み、それは、DNA切片または核酸によってコードされるポリペプチドを発現する前記宿主細胞を培養すること、および前記ポリペプチドを回収することを含む。] [0166] 別の実施形態では、本発明は、前記単離された可溶性VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域のいずれかを含み、前記ポリペプチドは、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519LP4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839JP5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375JP33(配列番号74)または断片またはその変異体の、対応する機能的な相方との相互作用を遮断または阻害する。] [0167] 別の実施形態では、本発明は、前記単離された可溶性VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域を含み、前記ポリペプチドは、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)または断片またはその変異体の、対応する機能的な相方との相互作用を置換または増強する。] [0168] 別の実施形態では、本発明は、非VSIG1、非ILDR1、非LOC253012、非AI216611、非C1ORF32、非FXYD3タンパク質配列に、それぞれ、連結された前記単離された可溶性VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域のいずれかを含む融合タンパク質を含む。] [0169] 別の実施形態では、本発明は、非VSIG1、非ILDR1、非LOC253012、非AI216611、非C1ORF32、非FXYD3タンパク質が、少なくとも免疫グロブリン分子の一部である、前記融合タンパク質のいずれかを含む。] [0170] 別の実施形態では、本発明は、ポリエチレングリコールなどのポリアルキルオキシド部位が、ポリペプチドに付加している前記融合タンパク質のいずれかを含む。] [0171] 別の実施形態では、本発明は、免疫グロブリン重鎖定常領域が、Fc断片である前記融合タンパク質のいずれかを含む。] [0172] 別の実施形態では、本発明は、配列番号103−108に示されるアミノ酸配列のいずれか1つに記載の、マウスFcに融合されたVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32およびFXYD3ECDのタンパク質配列のいずれか1つ、または、マウスFcに融合されたVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32およびFXYD3ECDをコードする核酸配列を含む。本発明はさらに、配列番号97−102に示される配列のいずれか1つに記載の、マウスFcに融合されたVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32およびFXYD3ECDをコードする核酸配列を含む。] [0173] 別の実施形態では、本発明は、免疫グロブリン重鎖定常領域が、IgG1、IgG2、IgG3、IgG4、IgM、IgE、IgAおよびIgDからなる群から選ばれるアイソタイプである前記融合タンパク質のいずれかを含む。] [0174] 別の実施形態では、本発明は、ポリペプチドが、VASP領域に融合される前記融合タンパク質のいずれかを含む。] [0175] 別の実施形態では、本発明は、融合タンパク質が、リンパ球活性化を調節する前記融合タンパク質のいずれかを含む。] [0176] 別の実施形態では、本発明は、前記ポリヌクレオチド配列のいずれかを含み、薬理学的に許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物を含む。] [0177] 別の実施形態では、本発明は、前記ベクターを含み、薬理学的に許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物を含む。] [0178] 別の実施形態では、本発明は、前記宿主細胞を含み、薬理学的に許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物を含む。] [0179] 別の実施形態では、本発明は、前記VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域のいずれかを含み、薬理学的に許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物を含む。] [0180] 別の実施形態では、本発明は、前記ポリペプチドのいずれかを含み、薬理学的に許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物を含む。] [0181] 別の実施形態では、本発明は、前記融合タンパク質を含み、薬理学的に許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物を含む。] [0182] 別の実施形態では、本発明は、癌を治療または予防する方法を含み、それを必要とする患者に、配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−270、または配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基26−293、または配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AA424839_P3(配列番号22)またはAA424839_P5(SEQIDNOSl)のアミノ酸残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)のアミノ酸残基24−456、または配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)のアミノ酸残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160、または配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)のアミノ酸残基29−147、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145、または配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)のアミノ酸残基21−186、または配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P9(配列番号50)の残基21−169、または配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184、または配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基21−65、または配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P33(配列番号74)の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63に、少なくとも95、96、97、98または99%の配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含む、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3ポリペプチドの細胞外領域または断片またはその抱合体、若しくはポリペプチド、若しくは、それをコードする核酸配列をもつ可溶性分子を含む医薬品組成物を投与することを含む。] [0183] 別の実施形態では、本発明は、癌が、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍および胸、前立腺、肺、卵巣、結腸、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部または固形腫瘍からなる群から選ばれ、癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、前記方法を含む。] [0184] 別の実施形態では、本発明は、癌が、肺癌、卵巣癌または結腸癌からなる群から選ばれ、肺癌、卵巣癌または結腸癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である前記方法を含む。] [0185] 別の実施形態では、本発明は、自己免疫疾患または移植拒絶反応などの免疫関連病態を治療または予防する方法を含み、それを必要とする患者に、配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−270、または配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基26−293、または配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AA424839_P3(配列番号22)またはAA424839_P5(配列番号21)のアミノ酸残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)のアミノ酸残基24−456、または配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)のアミノ酸残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160、または配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)のアミノ酸残基29−147、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145、または配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)のアミノ酸残基21−186、または配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P9(配列番号50)の残基21−169、または配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184、または配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基21−65、または配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P33(配列番号74)の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63に、少なくとも95、96、97、98または99%の配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含む、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3ポリペプチドの細胞外領域または断片またはその抱合体、若しくはポリペプチド若しくはそれをコードする核酸配列をもつ可溶性分子を含む医薬品組成物を投与することを含む。] [0186] 別の実施形態では、本発明は、自己免疫疾患が、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植拒絶に関連した免疫不全;良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratis colitis)、シェーグレン症候群、リューマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、非関節性リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化からなる群から選ばれる前記方法を含む。] [0187] 別の実施形態では、本発明は、免疫関連障害が、移植拒絶反応または移植片体宿主病から選ばれる前記方法を含む。] [0188] 別の実施形態では、本発明は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(SEQIDNOSO)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)から選ばれるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3ポリペプチドのいずれか1つまたは断片またはその変異体をコードする転写産物に結合し、その発現を阻害するsiRNA、アンチセンスRNAまたはリボザイムを含む。] [0189] 別の実施形態では、本発明は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839JJ7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)から選ばれるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3ポリペプチドのいずれか1つまたは断片またはその変異体および含有抱合体に特異的に結合する、および/またはそれによって誘発される活性を調節するポリクローナルまたはモノクローナル抗体を含む。] [0190] 別の実施形態では、本発明は、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)に含まれるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3ポリペプチドのいずれか1つまたは断片またはそれに少なくとも80%同一であるその変異体に特異的に結合する抗原結合部位を含むモノクローナルまたはポリクローナル抗体若しくはその抗原結合断片を含む。] [0191] 別の実施形態では、本発明は、前記抗体が、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)の1つ、若しくは断片またはその変異体の相方の活性または機能との相互作用を遮断または阻害する前記抗体またはその断片のいずれかを含む。] [0192] 別の実施形態では、本発明は、前記抗体が、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)の1つ若しくは断片またはその変異体の相方の活性または機能との相互作用を置換または増強する前記抗体またはその断片のいずれかを含む。] [0193] 別の実施形態では、本発明は、リンパ球活性を調節する方法を含み、それは、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)陽性リンパ球を、VSIG1媒介、ILDR1媒介、LOC253012媒介、AI216611媒介、C1ORF32媒介またはFXYD3媒介シグナリングを調節することができる生理活性剤と、少なくとも1つのリンパ球活性を調節するのに有効な量で接触することを含む。] [0194] 別の実施形態では、本発明は、前記薬剤が、VSIG1媒介、ILDR1媒介、LOC253012媒介、AI216611媒介、C1ORF32媒介シグナリングの拮抗剤またはFXYD3媒介シグナリングを含み、前記接触が、そのようなシグナリングによって媒介されるリンパ球活性の減衰を阻害する前記方法を含む。] [0195] 別の実施形態では、本発明は、前記接触が、リンパ球活性を増加する前記方法を含む。] [0196] 別の実施形態では、本発明は、前記拮抗剤が、VSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3抗原の、その相方との機能的な相互作用を妨げることができる遮断剤を含む前記方法を含む。] [0197] 別の実施形態では、本発明は、B7様共刺激系におけるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質のいずれかひとつの活性を調節することによって、癌の治療または予防に適している前記抗体または断片を含む。] [0198] 別の実施形態では、本発明は、投与された抗体または断片が、癌細胞に対するT細胞活性の負の刺激を阻害する前記方法を含む。] [0199] 別の実施形態では、本発明は、癌が、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍および胸、前立腺、肺、卵巣、結腸、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部組織または固形腫瘍からなる群から選ばれる癌であって、並びに癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0200] 別の実施形態では、本発明は、B7様共刺激系におけるVSIG1、ILDR1、LOC253012、AI216611、C1ORF32、FXYD3タンパク質のいずれかの活性を調節することによる自己免疫疾患または移植拒絶反応などの免疫関連障害の治療または予防に適している前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0201] 別の実施形態では、本発明は、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、シェーグレン症候群、リューマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、非関節性リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、関節炎uratica、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化から選ばれる自己免疫疾患の治療に適している前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0202] 別の実施形態では、本発明は、移植拒絶反応または移植片体宿主病の治療に適している前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0203] 別の実施形態では、本発明は、アミノ酸:配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−234、または配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−270、または 配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−296、または配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−193、または配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基23−231、または配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の配列に含まれるVSIG1タンパク質配列の残基26−293、または配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AA424839_P3(配列番号22)またはAA424839_P5(SEQIDNOSl)のアミノ酸残基24−162、または配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)のアミノ酸残基24−456、または 配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)のアミノ酸残基24−105、または配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160、または配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)のアミノ酸残基29−147、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145、または配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)のアミノ酸残基21−186、または配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P9(配列番号50)の残基21−169、または配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184、または配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)の残基21−36、または配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基21−65、または配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P33(配列番号74)の残基21−25、または配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63、若しくはその変異体または断片またはエピトープ に特異的に結合する前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0204] 別の実施形態では、本発明は、抗原結合部位が、約3−7個の連続または非連続のアミノ酸、より典型的に、少なくとも5個の連続または非連続のアミノ酸を含む前記抗体または断片のいずれかを含む。これらの結合部位は、立体配座および非立体配座エピトープを含む。] [0205] 別の実施形態では、本発明は、抗体が、完全ヒト抗体である前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0206] 別の実施形態では、本発明は、抗体が、キメラ抗体である前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0207] 別の実施形態では、本発明は、抗体が、ヒト化または霊長類化抗体である前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0208] 別の実施形態では、本発明は、断片が、Fab、Fab’、F(ab’)2、F(ab’)、F(ab)、FvまたはscFv断片および最小認識単位からなる群から選ばれる前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0209] 別の実施形態では、本発明は、抗体または断片が、検出可能マーカーまたはエフェクター部位に連結されている前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0210] 別の実施形態では、本発明は、エフェクター部位が、酵素、毒素、治療剤または化学療法剤である前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0211] 別の実施形態では、本発明は、検出可能マーカーが、放射性同位元素、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物である前記抗体または断片のいずれかを含む。] [0212] 別の実施形態では、本発明は、前記抗体またはその断片のいずれかを含む医薬組成物を含む。] [0213] 別の実施形態では、本発明は、前記抗体またはその断片を含む医薬組成物を含む。] [0214] 別の実施形態では、本発明は、免疫応答を誘発または増強する方法を含み、その方法は、それを必要としている患者に前記抗体または断片を投与すること、および前記免疫応答の誘発または増強を検出することを含む。]
权利要求: 請求項1 H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)から選ばれる単離されたLOC253012変異体ポリペプチド、若しくは、それと少なくとも95%の配列同一性をもつその断片または変異体。 請求項2 請求項1のポリペプチドのいずれかひとつを含む断片または抱合体。 請求項3 免疫グロブリン領域に融合された請求項1のポリペプチド。 請求項4 検出可能なまたは治療のための部位を付加された請求項1のポリペプチド。 請求項5 請求項1に記載のポリペプチドをコードする核酸配列。 請求項6 H68654_1_T8(配列番号28)、H68654_1_T15(配列番号29)、H68654_1_T16(配列番号30)、H68654_1_T17(配列番号31)、H68654_1_T18(配列番号32)、H68654_1_T19(配列番号33)、またはH68654_1_T20(配列番号34)から選ばれる請求項5に記載の核酸配列、若しくは、それに少なくとも95%の配列同一性をもつその断片または変異体。 請求項7 単離されたLOC253012細胞外ポリペプチド若しくは断片またはその抱合体。 請求項8 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、またはH68654_1_P14(配列番号40)の細胞外領域を含む請求項7のポリペプチド。 請求項9 配列番号144、145および300のいずれか1つのアミノ酸配列と少なくとも95%の配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含む、請求項7のポリペプチド。 請求項10 検出可能なまたは治療のため部位を付加された請求項7のポリペプチド。 請求項11 請求項7のLOC253012細胞外領域をコードする核酸配列。 請求項12 請求項11に記載の核酸配列を含む発現ベクター。 請求項13 請求項12の発現ベクター若しくは、LOC253012細胞外領域ポリペプチド、若しくは断片またはその抱合体をコードする核酸配列を含むウィルスを含む宿主細胞であって、細胞がDNA切片よってコードされるポリペプチドを発現する宿主細胞。 請求項14 LOC253012細胞外領域ポリペプチド、若しくは断片またはその抱合体を生産する方法であって、細胞がDNA切片または核酸にコードされたポリペプチドを発現する、請求項13の宿主細胞を培養することおよび前記ポリペプチドを回収することを含む方法。 請求項15 前記ポリペプチドが、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、またはH68654_1_P14(配列番号40)、若しくは断片またはその変異体と相方との相互作用を遮断または阻害する、請求項7の単離された可溶性LOC253012細胞外領域。 請求項16 前記ポリペプチドが、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、またはH68654_1_P14(配列番号40)、若しくは断片またはその変異体と相方との相互作用を置換または増強する、請求項7の単離された可溶性LOC253012細胞外領域。 請求項17 非LOC253012タンパク質配列に連結された、請求項7の単離された可溶性LOC253012細胞外領域を含む融合タンパク質。 請求項18 非LOC253012タンパク質が、少なくとも免疫グロブリン分子の一部である、請求項17の融合タンパク質。 請求項19 ポリエチレングリコールなどのポリアルキルオキシド部位がポリペプチドに付加された、請求項17の融合タンパク質。 請求項20 免疫グロブリン重鎖定常領域が、Fc断片である、請求項18の融合タンパク質。 請求項21 免疫グロブリン重鎖定常領域が、IgGl、IgG2、IgG3、IgG4、IgM、IgE、IgAおよびIgDからなる群より選択されたアイソタイプである請求項20の融合タンパク質。 請求項22 ポリペプチドが、VASP領域に融合された、請求項17の融合タンパク質。 請求項23 融合タンパク質がリンパ球活性化を調節する、請求項17の融合タンパク質。 請求項24 配列番号106のアミノ酸配列から本質的になる請求項17の融合タンパク質。 請求項25 請求項11のポリヌクレオチド配列を含み、薬理学的許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物。 請求項26 請求項12のベクターを含み、薬理学的許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物。 請求項27 請求項13の宿主細胞を含み、薬理学的許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物。 請求項28 請求項7のLOC253012細胞外領域を含み、薬理学的許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物。 請求項29 請求項8のポリペプチドを含み、薬理学的許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物。 請求項30 請求項17の融合タンパク質を含み、薬理学的許容される希釈剤または担体をさらに含む医薬組成物。 請求項31 癌を治療または予防する方法であって、それ必要とする対象に、a.LOC253012の細胞外領域ポリペプチドまたは断片またはその抱合体をもつ可溶性分子、若しくは、b.配列番号144、145および300のいずれか1つに記載のアミノ酸と少なくとも95%の配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含むポリペプチド、若しくは、c.H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)の細胞外領域を含むポリペプチド、若しくは、d.それをコードする核酸配列、を含む医薬組成物投与することを含む方法。 請求項32 癌が肺癌であり、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項31の方法。 請求項33 癌が、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍、および胸、前立腺、結腸、卵巣、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部または固形腫瘍からなる群から選ばれる癌、並びに癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項31の方法。 請求項34 自己免疫疾患または移植拒絶反応などの免疫関連病態を治療または予防する方法であって、それ必要とする対象に、a.LOC253012の細胞外領域ポリペプチド若しくは断片またはその抱合体をもつ可溶性分子、若しくは、b.配列番号144〜145および300のいずれか1つに記載のアミノ酸と少なくとも95%の配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含むポリペプチド、若しくは、c.H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)の細胞外領域を含むポリペプチド、若しくは、d.それをコードする核酸配列、を含む医薬組成物投与することを含む方法。 請求項35 自己免疫疾患が、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植片移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratiscolitis)、シェーグレン症候群、リウマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、関節外リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化からなる群から選ばれる、請求項34の方法。 請求項36 免疫関連不全が、移植拒絶反応または移植片対宿主病から選ばれる請求項34の方法。 請求項37 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)から選ばれたLOC253012ポリペプチドをコードする転写産物または断片またはその変異体に結合し、その発現を阻害するsiRNA、アンチセンスRNAまたはリボザイム。 請求項38 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)から選ばれたLOC253012ポリペプチド若しくはその断片またはその変異体によって誘発される活性を特異的に結合または調節するポリクローナルまたはモノクローナル抗体。 請求項39 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)に含まれるLOC253012ポリペプチド若しくはそれに少なくとも80%同一であるその断片またはその変異体に特異的に結合する抗原結合部位を含むモノクローナルまたはポリクローナル抗体またはその抗原結合性断片。 請求項40 前記抗体が、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)のひとつ、若しくはその断片またはその変異体とその相方との相互作用を遮断または阻害する請求項39の抗体。 請求項41 前記抗体が、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、若しくはその断片またはその変異体とその相方との相互作用を置換または増強する請求項39の抗体。 請求項42 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、陽性リンパ球を、少なくとも1つのリンパ球活性を調節するのに有効な量で、LOC253012−媒介シグナリングを調節することができる生理活性剤と接触することを含む、リンパ球活性を調節する方法。 請求項43 前記薬剤が、LOC253012媒介シグナリングの拮抗剤であり、前記接触が、LOC253012シグナリングによって媒介されるリンパ球活性の減衰を阻害する、請求項42に記載の方法。 請求項44 前記接触が、リンパ球活性を増加する請求項43に記載の方法。 請求項45 前記拮抗剤が、LOC253012タンパク質とその相方の機能的な相互作用を妨げることができる遮断剤を含む請求項43に記載の方法。 請求項46 B7様共刺激系においてLOC253012タンパク質の活性を調節することによって癌を治療または予防する、請求項42または43の方法。 請求項47 投与された拮抗剤が、癌細胞に対するT細胞活性の負の刺激を阻害する抗体または断片である、請求項43の方法。 請求項48 癌が、非転移性、浸潤性、または転移性のものを含む、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍、および胸、前立腺、結腸、卵巣、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部組織または固形腫瘍からなる群から選ばれる請求項47の方法。 請求項49 B7様共刺激系においてLOC253012タンパク質の活性を調節することによって免疫関連不全を治療または予防するのに適している、請求項39の抗体。 請求項50 自己免疫疾患または移植拒絶反応を治療するのに適している、請求項49の抗体。 請求項51 自己免疫疾患が、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植片移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、シェーグレン症候群、リウマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、非関節性リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、関節炎uratica、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化からなる群から選ばれる、請求項50の抗体。 請求項52 移植拒絶反応または移植片移植体宿主病を治療するのに適している、請求項49の抗体。 請求項53 配列番号144〜145、300のいずれか1つ、若しくはその変異体またはその断片またはそのエピトープに記載のアミノ酸配列に特異的に結合する、請求項49の抗体。 請求項54 抗原結合部位が、少なくとも3〜7個の連続または非連続のアミノ酸を含む、請求項53の抗体。 請求項55 抗原結合部位が、5〜7個のアミノ酸を含む立体配座または線形のエピトープである、請求項53の抗体。 請求項56 抗体が、完全ヒト抗体である、請求項38の抗体または断片。 請求項57 抗体が、キメラ抗体である、請求項38の抗体または断片。 請求項58 抗体が、ヒト化または霊長類化抗体である、請求項38の抗体または断片。 請求項59 断片が、Fab、Fab’、F(ab’)2、F(ab’)、F(ab)、FvまたはscFv断片および最小認識単位からなる群から選ばれる、請求項38の抗体または断片。 請求項60 抗体または断片が、検出可能マーカーまたはエフェクター部位に連結している、請求項38の抗体または断片。 請求項61 エフェクター部位が、酵素、毒素、治療剤、または化学治療剤である、請求項60の抗体。 請求項62 検出可能マーカーが、放射性同位元素、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物である請求項60の抗体または断片。 請求項63 請求項38の抗体またはその断片を含む医薬組成物。 請求項64 請求項39の抗体またはその断片を含む医薬組成物。 請求項65 免疫応答を誘発または増強する方法であって、それを必要としている患者に請求項38の抗体を投与すること、および前記免疫応答の誘発または増強を検出することを含む方法。 請求項66 患者において抗原に対する2次免疫応答を増強する方法であって、請求項38の抗体を有効量を投与することを含む方法。 請求項67 抗原が、好ましくは、癌抗原、ウィルス抗原または細菌抗原であって、患者が、好ましくは、抗癌ワクチンまたはウィルスワクチンを用いる治療を受ける請求項66の方法。 請求項68 LOC253012陽性悪性腫瘍の患者を治療する方法であって、その患者に請求項38の抗体の有効量を投与することを含む方法。 請求項69 化学療法剤を併用投与することをさらに含む請求項68に記載された方法。 請求項70 前記悪性腫瘍が、肺癌であり、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項68の方法。 請求項71 前記悪性腫瘍が、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍、並びに胸、前立腺、結腸、卵巣、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部または固形腫瘍からなる群から選ばれ、癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項68の方法。 請求項72 生体試料中の、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)若しくは断片またはその変異体の存在を検出するアッセイであって、その試料を請求項38の抗体と接触すること、および試料中のH68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)若しくは断片またはその変異体の結合を検出することを含むアッセイ。 請求項73 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)若しくは断片またはその変異体の発現を検出することを含む、疾患を検出する、疾患を診断する、疾患の進行または治療の効果または疾患の再発を観察する若しくは疾患に対する療法を選択する方法。 請求項74 H68654J_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)若しくは、その断片またはその変異体の発現を検出することが、生体内または生体外で行われる、請求項73の方法。 請求項75 疾患が、肺癌であり、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項73の方法。 請求項76 疾患が、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植片移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratiscolitis)、シェーグレン症候群、リウマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、関節外リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症または軟骨石灰化からなる群から選ばれる請求項73の方法。 請求項77 患者での、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、若しくはその断片またはその変異体から選ばれるポリペプチドを発現する細胞の増殖を阻害する方法であって、前記患者に請求項39の抗体を投与することを含む方法。 請求項78 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、若しくはそれと少なくとも80%の配列同一性ともつその断片またはその変異体に特異的に結合する抗体または結合断片の治療有効量の投与を含む、癌を治療または予防する方法。 請求項79 癌が、肺癌であり、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項78の方法。 請求項80 癌が、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍、および胸、前立腺、結腸、卵巣、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部または固形腫瘍であって、癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項78の方法。 請求項81 抗体が、ヒト、ヒト化またはキメラ抗体または抗原結合性断片である、請求項78の方法。 請求項82 抗体または断片が、エフェクター部位に直接的または間接的に付加される、請求項81の方法。 請求項83 エフェクターが、薬剤、毒素、放射性核種、フルオロフォア、および酵素から選ばれる、請求項82の方法。 請求項84 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)並びにそれに少なくとも80%の配列同一性をもつ断片またはその変異体に特異的に結合する抗体の治療有効量を患者に投与する、免疫不全疾患を治療または予防する方法。 請求項85 不全疾患が、自己免疫または移植関連障害である請求項84の方法。 請求項86 抗体が、前記LOC253012ポリペプチドのひとつの細胞外領域に特異的な抗原結合領域をもつ、請求項84の方法。 請求項87 抗体または断片が、自己免疫効果を作ったT細胞活性の正の刺激を阻害する方法でB7/共刺激系を調節する、請求項84の方法。 請求項88 治療が、自己免疫または移植拒絶反応病態を治療するにあたり有用である部位と組み合わされる、請求項84の方法。 請求項89 部位が、サイトカイン抗体、サイトカイン受容体抗体、薬剤または他の免疫調節剤である、請求項88の方法。 請求項90 自己免疫疾患が、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植片移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratiscolitis)、シェーグレン症候群、リウマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合性結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、関節外リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化からなる群から選ばれる、請求項84の方法。 請求項91 免疫不全疾患が、移植拒絶反応または移植片体宿主病である、請求項84の方法。 請求項92 H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)または断片またはその変異体の差次的発現によって特徴付けられる腫瘍または炎症部位の生体内イメージングのために、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)または断片またはその変異体に特異的に結合する抗体または抗原結合性断片を利用する方法。 請求項93 癌の予後または治療プロトコールを評価するにあたり用いられる請求項92の方法。 請求項94 患者において疾患をスクリーニングする方法であって、その患者またはその患者から得られた試料において、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)に記載のアミノ酸配列に少なくとも85%相同である配列をもつポリペプチド、またはH68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)のいずれか1つの細胞外領域を含む配列をもつポリペプチドを検出することを含む方法。 請求項95 疾患をスクリーニングする方法が、疾患、障害、病態の存在または重症度の検出、若しくは対象の予後、若しくは前記対象に対する治療の選択、若しくは前記対象に対する治療観察を含む、請求項94に記載の方法。 請求項96 疾患が、肺癌であり、肺癌が、非転移性、浸潤性、または転移性である、請求項94の方法。 請求項97 疾患が、自己免疫疾患、並びに、多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、クローン病、移植片移植拒絶に関連した免疫不全、良性リンパ球血管炎、紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、原発性粘液水腫、グレーブス病、悪性貧血、自己免疫性萎縮性胃炎、アジソン病、インスリン依存型糖尿病、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、天疱瘡、交感性眼炎、自己免疫ブドウ膜炎、自己免疫溶血性貧血、特発性血小板減少症、原発性胆汁性肝硬変、慢性作用肝炎、潰瘍性大腸炎(ulceratiscolitis)、シェーグレン症候群、リウマチ性疾患、多発性筋炎、強皮症、混合結合組織病、炎症性リウマチ、変性リウマチ、関節外リウマチ、膠原病、慢性多発関節炎、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性関節リウマチ、肩関節周囲炎、結節性多発動脈炎、進行性全身性強皮症、尿酸塩関節炎、皮膚筋炎、筋肉リウマチ、筋炎、筋硬症および軟骨石灰化から選ばれる、請求項94の方法。 請求項98 検出が、免疫測定によって行われる、請求項94の方法。 請求項99 免疫測定が、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)のいずれか1つに記載のアミノ酸配列に少なくとも85%の相同性がある配列をもつポリペプチド、またはH68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)のいずれか1つの細胞外領域を含む配列をもつポリペプチドと特異的に相互作用する抗体を用いる、請求項98の方法。 請求項100 前記タンパク質を発現する癌細胞のアポトーシスまたは溶解を誘発する、H68654_1_P2(配列番号35)、H68654_1_P5(配列番号36)、H68654_1_P7(配列番号37)、H68654_1_P12(配列番号38)、H68654_1_P13(配列番号39)、H68654_1_P14(配列番号40)、若しくはその断片またはその変異体に特異的な抗体。 請求項101 前記アポトーシスまたは溶解が、抗体のCDCまたはADCC活性を含む、請求項100の抗体。 請求項102 癌細胞が、肺癌細胞である、請求項101の抗体。 請求項103 癌細胞が、急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫などの血液悪性腫瘍および胸、前立腺、結腸、卵巣、脾臓、腎臓、膀胱、頭頚部、子宮、睾丸、胃、頚部、肝臓、硬骨、皮膚、膵臓、脳の癌などの軟部または固形腫瘍からなる群から選ばれる、請求項101の抗体。 請求項104 AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_1_P11(配列番号24)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)または、それに少なくとも95%の配列同一性をもつその断片またはその変異体から選ばれる単離されたポリペプチド。 請求項105 請求項104のポリペプチドのいずれか1つを含む、断片または抱合体。 請求項106 免疫グロブリン領域に融合された請求項104に記載のポリペプチド。 請求項107 検出可能なまたは治療のための部位に融合された請求項104に記載のポリペプチド。 請求項108 請求項104ないし107にいずれか1項に記載のポリペプチドをコードする核酸配列。 請求項109 AI581519_T10(配列番号9)、AI581519_T11(配列番号10)、AA424839_1_T7(配列番号20)、AI216611_T1(配列番号42)、H19011_1_T8(配列番号45)、H19011_1_T9(配列番号46)、R31375_T19(配列番号65)、R31375_T25(配列番号66)、R31375_T26(配列番号67)、R31375_T29(配列番号68)、R31375_T39(配列番号69)、または、それに少なくとも95%の配列同一性をもつその断片またはその変異体からなる群から選ばれる、請求項108に記載の核酸配列。 請求項110 単離されたVSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32またはFXYD3細胞外領域ポリペプチド、または断片または含有抱合体。 請求項111 配列番号138に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P3(配列番号11)の残基23−234、または、配列番号139に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P4(配列番号12)の残基23−270、または、配列番号140に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の残基23−296、または、配列番号141に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P7(配列番号14)のアミノ酸残基23−193、または、配列番号142に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P9(配列番号15)の配列に含まれるアミノ酸残基23−203、または配列番号143に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P10(配列番号16)アミノ酸の残基23−231、または、配列番号302に示されるアミノ酸配列に相当する、AI581519_P5(配列番号13)の残基26−293、または、配列番号75に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P3(配列番号22)またはAA424839_P5(配列番号21)のアミノ酸残基24−162、または、配列番号76に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_P7(配列番号23)のアミノ酸残基24−456、または、配列番号296に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P11(配列番号24)のアミノ酸残基24−105、または、配列番号301に示されるアミノ酸配列に相当する、AA424839_1_P3(配列番号22)の残基50−160、または配列番号298に示されるアミノ酸配列に相当する、配列番号146に示されるアミノ酸配列に相当する、配列AI216611_P0(配列番号43)またはAI216611_P1(配列番号44)のアミノ酸残基29−147、または、配列AI216611_P0(配列番号43)の残基1−145、または、配列番号147に示されるアミノ酸配列に相当する、H19011_1_P8(配列番号48)のアミノ酸残基21−186、または、配列番号148に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P9(配列番号50)の残基21−169、または、配列番号299に示されるアミノ酸配列に相当する、配列H19011_1_P8(配列番号48)の残基1−184、または、配列番号149に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P0(配列番号70)またはR31375_P31(配列番号73)のアミノ酸残基21−36、または、配列番号150に示されるアミノ酸配列に相当する、R31375_P14(配列番号72)の残基21−65、または、配列番号151に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P33(配列番号74)の残基21−25、または、配列番号297に示されるアミノ酸配列に相当する、配列R31375_P14(配列番号72)の残基1−63に、少なくとも95%配列同一性をもつアミノ酸残基の配列を含む、請求項110に記載のポリペプチド。 請求項112 AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)の細胞外領域を含むポリペプチド。 請求項113 検出可能なまたは治療のための部位に付加された、請求項110ないし112のいずれか1項に記載のポリペプチド。 請求項114 請求項110ないし113のいずれか1項に記載のVSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチドをコードする核酸配列。 請求項115 請求項114に記載の少なくとも1つの核酸配列を含有する発現ベクター。 請求項116 VSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチド、またはその断片またはその抱合体をコードする核酸配列を含有する発現ベクターまたはウィルスを含む組換え細胞であって、細胞が、DNA切片によってコードされたポリペプチドを、恒常的または誘導的に発現する組換え細胞。 請求項117 VSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチド、またはその断片またはその抱合体を生産する方法であって、細胞が、DNA切片または核酸にコードされたポリペプチドを発現する条件下で、請求項116の組換え細胞を培養することおよび前記ポリペプチドを回収することからなる方法。 請求項118 前記ポリペプチドが、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)、R31375_P33(配列番号74)またはその断片またはその変異体と対応する機能的な相方との相互作用を遮断または阻害する、単離された可溶性VSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチド。 請求項119 前記ポリペプチドが、AI581519_P3(配列番号11)、AI581519_P4(配列番号12)、AI581519_P5(配列番号13)、AI581519_P7(配列番号14)、AI581519_P9(配列番号15)、AI581519_P10(配列番号16)、AA424839_P3(配列番号22)、AA424839_P5(配列番号21)、AA424839_P7(配列番号23)、AA424839_1_P11(配列番号24)、AI216611_P0(配列番号43)、AI216611_P1(配列番号44)、H19011_1_P8(配列番号48)、H19011_1_P9(配列番号50)、R31375_P0(配列番号70)、R31375_P14(配列番号72)、R31375_P31(配列番号73)またはR31375_P33(配列番号74)またはその断片またはその変異体と対応する機能的な相方との相互作用を置換または増強する、単離された可溶性VSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチド。 請求項120 非相同配列(それぞれ、非VSIGl、非ILDRl、非AI216611、非ClORF32、非FXYD3タンパク質配列)に連結された、請求項118または119に記載の単離された可溶性VSIGl、ILDRl、AI216611、C1ORF32、FXYD3細胞外領域ポリペプチドを含む融合タンパク質。 請求項121 非VSIGl、非ILDRl、非AI216611、非ClORF32、非FXYD3タンパク質が、少なくとも免疫グロブリン分子の一部である、請求項120に記載の融合タンパク質。 請求項122 ポリアルキルオキシド部位が、ポリペプチドに付加している請求項120または121記載の融合タンパク質。 請求項123 Fc断片を含む、請求項120ないし122にいずれか1項に記載の融合タンパク質。 請求項124 |